指先感覚。プロの投手もとても大事にしている感覚です。
常にボールを触っているようにしている投手もいます。
利き手で投げる人がそうなのですから、利き手でないほうで投げようとしている人はその何倍も意識するべきだと思います。
おそらく、左投げになろうとする中で最も難易度の高いもの、それが指先感覚です。
なので左投げを志したら最初に鍛え始める部分であり、かつ最後まで鍛え続けなければならない部分であります。
ボールを投げて鍛えていくのはもちろんのこと、日常生活でも左手を中心に使って生活できるようになるべきです。
食事の時に左手で箸を使うのが1番手っ取り早いでしょうか。これはそれほど難しくないので器用な人ならすぐに慣れると思います。
左手を使いだすとわかりますが、意外と左手の器用さ自体はそれほど問題になりません。
体の使い方やポジショニングなどが右利きの人は右手が使いやすいようになる癖がついているんですね。そこを左手用の体の使い方にするのがなかなか難しい。
それと色々な道具を左手で使っていくと、右手がうまく使えてないことに気づくでしょう。
右手で作業していた時は自然に左手が上手なサポートをしていましたが、右手はそれができません。
こうやって左手の指先を鍛える以外のところがうまくいかないと嫌になってしまいがちですが、それは自分だけじゃないので、みんなが通る道だと割り切って地道に頑張っていきましょう。
とはいえ、そもそも右手用に作られているものがあります。
筆者はそこは努力しなくても良いと考えています。効率の悪すぎる努力は避けるべきです。
たとえば刃物関係。
右利き用に研いだ刃物は左手ではうまく切れません。
これはあきらめましょう。
それと文字ですね。
鉛筆やペンを左手で使うこと自体はやったほうがいいと思います。たとえば英数字などは練習するべきだと思います。
しかし日本語はどうでしょう。
とめ、はね、はらい。
これはちょっと角度的に無理があります。
元々左利きで左手で字を書く人を見るとそれぞれ工夫してこの角度問題の対策をしています。
しかしそれを我々がやるべきかというとそれは疑問です。
なのでやる価値があると感じる人だけが取り組んでみればいいと思います。無理にやる事ではないですね。
筆者が考える、やらなくてもいい左手を鍛える練習はこの二つです。
それ以外のことは基本左手でなんでもできるように頑張りましょう。
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